VIPPRE (`・ω・´)シャキンがモナー野球の世界に飛び込むようです
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(`・ω・´)シャキンがモナー野球の世界に飛び込むようです

(`・ω・´)シャキンがモナー野球の世界に飛び込むようです

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 15:56:47.46 ID:EeJLVPcu0

社会人になって早二年。仕事に慣れてきた折に俺は休暇を取った。
毎日六時に起床して夜の十二時に寝る。明日も明後日も明々後日も来週も来月も来年も。

一体何のために働いているのだろうか。それを聞いたらそいつはいったよ。
金のため、食うためだってな。お笑い種だぜジョニー。それならルンペンでもいいじゃないか。

わざわざ使い勝手の悪い窓際の席を予約して、俺は翼を眺めている。
ニューヨーク行きのジャンボジェットだ。

川д川「コーヒーか紅茶はいかがですか?」

( ・`д・´)「コーヒーを貰おう。」

長く持っていると熱で持っていられなくなる、安っぽい紙コップでコーヒーを啜る。
まったく、苦い。



(`・ω・´)シャキンがモナー野球の世界に飛び込むようです

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 15:57:24.31 ID:EeJLVPcu0

(・∀ ・)「やあ、ブラックですか?若いのに珍しい。学生さん?一人旅かな。」

( ・`д・´)「いえ社会人です。ちょっと休みが取れたので。」

隣の少し老いた中年男性が話しかけてくる。
実はこういったところではあまり話したくないのだが、無碍にするのも決まりが悪くそれとなく対応してしまう。

なるべく返答を少なくして会話を早く切り上げたかった。
大体においてこういう人物は俺のような若者を見て言うんだ。

(・∀ ・)「そうですか。旅はいいものですな。どこかあてはあるんですか?」

ってな。

( ・`д・´)「いえ、別に。適当にブラブラするだけです。」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 15:58:56.48 ID:EeJLVPcu0
俺がそういうと男はいつくしむような目で俺を見始めた。
そう、これが嫌なんだ。多分にこの男は自分の若かりし頃を俺にあてはめ、若者特有の無軌道ぶりを微笑ましく思っているんだ。

どうにもくすぐったいような、子ども扱いされているような、そんな気がしてならない。
そしてこういう人たちは社会に出てすぐの若者が一人旅をするとなるとこう思うんだ、人生の迷い人が出たってね。

(・∀ ・)「私も若い頃はよく出かけたものだな。君の自分の時には……」

中年の言葉はそれ以上続かなかった。機が揺れ、いや揺れと言うより全方向に
万遍なく振動し、乗客たちをパニックに陥れた。

(;・`д・´)「うぉおおお。」

(;・∀ ・)「落ちる?!」

(;・`д・´)「あ、頭を膝の間に入れて!」

(;・∀ ・)「え?」

(;・`д・´)「こうするんです、事故のときはこうするって!」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:00:42.32 ID:EeJLVPcu0

俺は背中を湾曲させて、頭を脚と脚の間にしまった。
飛行機が緊急時の場合はこうすれば少しでも生存確率が上がるって誰かが。

(;・∀ ・)「ああ、」

中年も俺の真似をした。しかし、機の振動はどんどん激しくなっていった。
まさかまさかと最悪の状況を想像してしまう。だが考えずには居られない。
そうしないと恐怖にやられてしまいそうだし、何より考えることがこれしか無いからだ。

(;・∀ ・)「大丈夫ですよね?大丈夫ですよね?」

変な体制のためか声がおかしかった。自分もだろう。

(;・`д・´)「大丈夫!こんなところで死ねるか!絶対にうぁあああああああああ!!」

            
ニューヨークから2000キロ離れた空で、一機のジャンボジェットがレーダーから消えた。


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:02:00.80 ID:EeJLVPcu0

……

(`・ω・エ)「ふぅ、しかし二回目とはついてないもんですね、いや逆についてるのかな?」

( エ_ゝ`)「オウ、ソイツハ大変デスネェHAHAHAHAHA。」

(`・ω・エ)「なになに、慣れてしまえば何とかなるもんですよ。」

( エ_ゝ`)「オゥ、ナント豪気ナカタデショウ。HAHAHAHA。
      トコロデニューヨークハ初メテデスカ?」

(`・ω・エ)「若い頃に一度来たことがありますよ。あの時はただの旅行でしたけど。」

どうやらビッグブラザーさんは典型的なアメリカ人のようだ。
なぜって?笑い方がHAHAHAなんだ。どう聞いてもHAHAHAなんだ。
でも、嫌味のある笑い方ではなく、私は気分がいいですよとでもいいたげな感じ
なので私もつられて笑いたくなる。

そんなことを思っていると受付のほうに人が集っているのを見つけた。
しかし、その中心に居てフラッシュを浴びているのはどう見ても日本人の少年だった。


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:02:33.92 ID:EeJLVPcu0

(`・ω・エ)「ビッグブラザーさん、あの人は?」

( エ_ゝ`)「オゥ、アノ人ハ、メジャーニハイル日本人デス。
      ピッチングガ上手クテ、アンナニ若イノニ、カナリ期待サレテマース。」

(`・ω・エ)「そうですか、まだ見たところ高校生なのに。」

そう思うが、何故かどこかで見た顔だった。どこだっけな。
なんとなくだが思い出せないのではなくて、思い出したくない類のことのようだ。

( エ,_ゝ`)「日本人ナノニ知ラナインデスカ?」

ビッグブラザーさんはこれまたいかにもアメリカ人でございというような
激しいジェスチャーをする。肘を脇につけて、手のひらを天に向けるあれだ。

( エ_ゝ`)「アノ人はじゃぱにーずで、最近メジャーに来たんデース。
     私彼の大ファンで一寸シツレイシマース。」

そういうと、ビッグブラザーは早足で集団の方へと進んでいった。
しかし、どこかで見たことあるような。ビッグブラザーもどこかで。


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:03:42.47 ID:EeJLVPcu0

(`・ω・エ)「うぉっと。」

混んでいるせいかよく人とぶつかる。しかし一言くらい言ったらどうだろう。
最近の若い者は……。これがアメリカか?
それから、鞄に触れるものもいたのでしっかりと握ってビックブラザーさんを待っていた。

( エ_ゝ`)「いやーHAHAHAHA。サイン貰いました。これで息子の喜ぶ顔が見えマース。」

(`・ω・エ)「どれちょっと見せてください。」

( エ_ゝ`)「Ohイイでしょー。でも息子のデスよ。」

ビックブラザーさんから色紙を受け取るとそこには崩していない日本語でこう書かれていた。
モナー、と。しかしこの人はいつも色紙を持ち歩いているのか。熱心な人だ。

( エ_ゝ`)「Hello、オウ、ヤマちゃんウィーアーノヴァ友ライツ。」

( エ_ゝ`)「ソーリー、社から急用デース。私戻りマース。これ名刺アルネ。ジャ、バーイ。」

(`・ω・エ)「あ、ちょっと……」

行ってしまった。息子に渡すんじゃないのかこのサイン。適当な人だ。
息子の喜ぶ顔が見えマースって言ってたのに。……息子か。


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:04:36.75 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「っと失礼。」

(`・ω・エ)「ああ、こちらこそ失敬。」

(;`・ω・)「ん!?」

今の青年。そんなはずはないよな。しかしあの格好。私が昔着ていたモノと全く一緒。
もう遠い昔々といっても差支えがないぐらいの昔。初めてアメリカに来た私と全く一緒。

少し、いやだいぶ気になり後をついて行ってみる。青年はきょろきょろと地図を片手に
辺りを見回しながら空港のロビーを出て行った。

外に出るとこれまたいかにもという形の黄色いタクシーが蠢いている。
クラクションがまるで虫のようだった。と、そんなことはどうでもいい。
青年がタクシーに乗ったので、すぐ後のタクシーに乗り込み言った。

(`・ω・エ)「前の車を追ってくれ。」

 / ,' 3「オッサン。ここは映画の中じゃないんだぜ。そういうことがやりたきゃ自分で運転するんだな。
     ほらさっさと出て行ってれ。面倒ごとはごめんだよ。俺はあんたみたいのを乗せて何回も
     事故りそうになってきたんだ。前なんて。」

(;`・ω・)「わかったわかったほらこれだけ出すから早く。」

百ドル紙幣を二枚渡した。運転手はヒャッホーイなんて叫ぶ。
お前絶対にはなから金目当てだろ。と心で突っ込んだのは言うまでもない。


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:06:17.49 ID:EeJLVPcu0

さてさていきなりだが短刀直入に言おう。自分でもおかしいと思うが本当だ。
私は過去に戻っていた。それも私が昔アメリカに来ていた時代に。
懐かしさに駆られつい一度きたことのある場所を訪れていたら全く変わってないことに気付いたんだ。

映画のポスター。見ようとしていたミュージカルの演目。好きだったミュージシャン。
全部が全部あのときのままだった。始めはびっくりしたよ。でもすぐに合点がいった。

あの頃の私は仕事や恋愛、友情、夢、希望などなど若者特有の悩みを抱えてここに来ていた。
そして、あの事件が起こったんだ。事件といっても自分にとってで世間にはたいした影響はなかったがね。

私はそれを忠実に再現しなきゃいけないと思った。
よくわからないが過去に来ているんだから、過去の自分に同じことをさせなければと考えた。

アメリカンスタイルがびんびんに感じられる
レンガ造りの内装の店で私たちは向かい合っていた。
彼が、いや自分がここに来ることはわかっていた。


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:07:58.91 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「それでさ、結局なんで働いてるのかって話なんですよ。」

しかし私ってこんな顔してたのかな。確かに若さが伝わってくる顔つきをしている。
けれどもどこかすべてのものに懐疑的なまなざしを携えている。

(`・ω・エ)「そうかそうか。何で働いてるのかっ、てか。難しいな。」

( ・`д・´)「ですよね、いくら聞いても皆それが大人なんだからとか
     そんなことを考えるのは子供の証拠だとか、きちんと答えてくれる人がいないんですよ。
     考えないことが大人だって思いこんでるみたいで、いや信じようと必死に見えるんですよ。」

(`・ω・エ)「そういう見方もあるかもな。結局自分のやってきたことを否定したく無いから
      そうやって理由を探して心の整理をしようとするんだろうな。」

( ・`д・´)「やっぱりそう思います?そのことを知りながらも働いてるってのは
     まだ納得できるんですが、さっき言った通り自分を全肯定するのはちょっと。」

ひとしきり話を聞くと彼、自分、彼でいいか、彼はビールを呷る。
バドワイザー。忠実にアメリカンスタイルを真似て楽しんでいる。
私はジンジャーエールだ。ウィルキンソンが鱈腹飲めるのはやっぱりいい。


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:09:50.18 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「第一こうやっているのも、自分カッコいいーどうかっこいいでしょって
     言わんばかりの飲み方する人いるんですよね。雰囲気を楽しむんじゃなくて
     自分に酔っているだけの人。なんていうかそう考えると自分はどうなんだって思うんですよ。
     いっつも素直に楽しめない。」

そうそう自分の理想と現実に上手く折り合いをつけれずにいた。
そして結局自分が何者なのかと考え込んでしまう。
今の私にはないことだな。いつかどこかで折り合いをつける技術を習得したようだ。

店内のラジオから陽気なDJが喋っているのが聞こえる。

「HAHAHA、では次のファンレター。
モナーさんへ、家の息子が今度手術を受けます。しかし難しい手術なので息子はとても怖がっています。
息子はモナーさんの大ファンで、もし優勝のかかった試合で完封してくれたら受けるって言ってます。
お願いです。息子に勇気を与えてやってください。
Ohいい話デース。ではこの方に優勝がかかったチケットをプレゼントしマース。」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:11:05.55 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「あ~あ、何かしら自分にも突き抜けた体験が欲しいです。
     そういったのが自信に繋がっていって、こんなことできたからこれだってできるはずだって
     そう思えるようなスドーンと突き抜けた体験が。
     この子に自分が何か出来たら、そう思えるようになるのかな。」

(`・ω・エ)「そろそろ行こうか。」

( ・`д・´)「そうですね。いい時間ですね。」

(`・ω・エ)「じゃあここは私が。」

( ・`д・´)「いや、半分持ちますよ。自分の方が飲んでますし。」

(`・ω・エ)「そうかい、じゃあそうしようか。」

奢ってもらいたくて一緒にいた、と、思われたくなくてそうしたんだったな。
私を彼はきっちり半分ずつだし、黒人のバーテンにチップをいくらか渡して店を出た。

確かあの時は大きなバイクに乗った中年と話していた、という記憶がある。
だからここに来るまでに急いでレンタルしておいた。ハーレーだ。


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:14:15.84 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「おおー、カッコいいですね。」

(`・ω・エ)「なにレンタルで安かったからね。」

その状況になればなるほど思い出して行くのは何故だろう。
おかしなものだ。自分に憧れていたなんて。
彼を後に乗せて安ホテルへと送っていった。
結構へべれけ状態だったが何とか持ちこたえてくれた。

( ・`д・´)「どうもありがとうございます。それじゃまたいつか。」

(`・ω・エ)「ああまたいつか。」

そのいつかは、すぐそこのいつかなんだけどな。
弾性のある低音を響かせながら、そんなことを思い出していた。

だけどもなんで思い出せないんだ。私はどうやって彼と話しをしていたんだっけ?
そんなことを考えながら自分のホテルへと戻り、ビックブラザーに電話をする。


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:14:46.38 ID:EeJLVPcu0

(`・ω・エ)「ハロー、ビックブラザー?イッツシャキン。」

( エ_ゝ`)「オウ、シャキンさんグッドイーブニング。どうしましたカ?」

(`・ω・エ)「今日見せてもらったサインなん(♯エ_ゝ`)「おうシット!!私が貰ったサイン誰かに盗まれましタ。
     折角もらったものなのになんて酷いジーザス!!犯人みつけたらケツの穴にツララブッコんで  
     奥歯ガタガタ言わせてやりマース。私に故郷ではハウスにツララが出来マース。連れ帰って
     冬まで放置してそれから突っ込んでやりマース。シャキンさんにはその写真をプレゼントしたいと思いマース。
     モナーさんのサインは高値で取引されてマース。犯人もそれを狙ったクソ野郎デース。
     絶対に許さないデース。第一盗みなどは怠惰強欲強奪姦淫等々の大罪の一つデース。
     それを破るなんてきっと、宇宙の法則が乱れ地面からマッキントッシュが生えギターが空を飛ぶは
     車は鉄砲になるわエンジンの中に妖精さんが住み着くわルノワールに私の彫像が出来るわ
     スミソニアンには本物の空が収納されるわアポロは私の家に来るわ神は振動するわ
で大騒ぎ間違いなしデース。」

(;`・ω・)「あービッグブラザー……」

(♯エ_ゝ`)「ファーーーーーーック!!私の名前はビ ッ ク ブ ラ ザ ー !!
      ビッグではなくビックデース。ファッキン二度と間違えるなデース。」

(;`・ω・)「……」

( エ_ゝ`)「オゥソーエイー。つい熱くなっていしまいましタ。これもマイサンを思うが故。
      こんな罪深いわたしをお許しくだサーイ。」

この人絶対頭に手を当てて悩ましげにしてるぞ。絶対だ。


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:17:08.91 ID:EeJLVPcu0

(;`・ω・)「いえいえ、そんなことより(♯エ_ゝ`)「ファーーーーーーック!!何がそんなことなんですか?!」

(;`・ω・)「落ち着いてください!!」

( エ_ゝ`)「オウソーリー。なんですか?」

(;`・ω・)「今日見せてもらったときに私が持ったまんまなんですが。」

(♯エ_ゝ`)「ファーーーーーック!!この泥棒キャットめ!!あなたのせいでどれだけ息子が悲しんだか」

この後二十分にも及んだ。ビックブラザーさんの話で彼の生い立ちから故郷
祖父母のファーストネーム、仕事、得意のパイの種類、農作業で使う鍬のメーカー
卒業した学校、友達、恋人、ファーストキス、プロポーズまでの道筋、を聞いた。

しかし家族にかける情熱はすごいものだ。これが一番熱が篭っていて
興奮しつつも喋る慣れてるようだった。

誤解を解くまでに紆余曲折あったが結局ビックブラザーさんのミスとわかり
平身低頭の声色で散々謝られた。そしてお詫びにチケットをくれると。

いや、息子と行く予定だったけれども、どうにもそれが不可能なようで
その代わりに私を誘ったというわけだ。
しかし、あの時は確か三人で見に行った気が。ビックブラザーさんと私と彼と。


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:20:24.87 ID:EeJLVPcu0

( エ_ゝ`)「そうそう、今日渡した書類に目を通してくだサーイ。」

(`・ω・エ)「ああ了解しました。では。」

( エ_ゝ`)「バーイ。」

疲れた。

取り敢えず確認だけでもしておくか。

(`・ω・エ)「ん。」

鞄を開けると挟まっていた何かが、紙が落ちた。
その見覚えのない、ひらひらと床に落ちた紙を拾い上げ裏表と確認してみる。

(`・ω・エ)「えーっと、観戦チケットっと。」

(`・ω・エ)「?」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:22:27.40 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「いやあ悪いですね。人気ゲームのチケット貰ってしまって。」

(`・ω・エ)「いやいや、一枚持ってたんだがこのビックブラザーさんがね。」

( エ_ゝ`)「HAHAHA、気にしないでくだサーイ。どうせ余り物デース。
      そして私は一枚だけですがもうすでに優勝戦のチケットもありマース。
      おっと、自慢めいてしまいましたー。ソーリー。」

( ・`д・´)「そうですか。でもまあ飲み物ぐらいご馳走させてください。」

( エ_ゝ`)「オウではコーラを。コーラはいいですよ。何がいいってこんなクソッたれた飲み物のはずなのに
     どうにも楽しい気分になるじゃないですか。コーラを飲むとどこか陽気になれる。
     アメリカ人が陽気なのはコーラのおかげですよ。HAHAHAHAHA。」

と言うなりバケツ並みのコーラを買って飲んだ。
この試合中に飲めるのか?それだけが今の疑問である。

やっぱりメジャーだけあって観客の入りといい歓声といい
テレビとは大違いだなと思っていたら、試合が開始された。

…………


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:24:22.91 ID:EeJLVPcu0

(;・`д・´)「え。」

(;`・ω・)「は。」

( エ_ゝ`)「HAHAHAHAナイスコース、ナイスコース。
      ホラお二人も。」

(;・`д・´)「ナ、ナイスコース。」

(;`・ω・)「ナイスコース。」




( ∀`)「ボンバー、ボンバー、ボンバー」

ブバンブバンブバン

審判「ハイアウトー」

( ∀`)「ボンバー、ボンバー、ボンバー」

ブンブンブン

審判「そおらアウトー」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:25:12.63 ID:EeJLVPcu0

(;・`д・´)「ちょっ、ちょっといいですか。」

(;`・ω・)「ああ、ビックブラザーさん少しトイレに。」

( エ_ゝ`)「トイレ?おうトイレット。イッテラッシャーイ。ナイスピッチー。」


(;・`д・´)「何ですかアレ?」

(;`・ω・)「わ、わからん。あのモナーって選手がずっと投げてるのはわかった。」

(;・`д・´)「いや、それはわかります。だけど……」

わかる。おかしいだろアレは。

(;`・ω・)「ああ、8回までずっと投げてた。」

(;・`д・´)「ええ、表裏関係無しに。」

(;`・ω・)「しかも味方からも三振とってた。」

(;・`д・´)「大体ボンバーって何ですか?」

(;`・ω・)「さっぱりわからん。ん。」

(`・ω・エ)「ん。」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:27:01.90 ID:EeJLVPcu0

「もう野球やめるよ」

「やめれると思ってるのか?お前は一生をかけて投げるんだーよ。じゃないと戻れないよ。」

「でも……」

「やめないでくだサーイ」

「だれ?」

「私の息子があなたの活躍をまってマース。お願いデース。優勝に導いてくだサーイ」

「そんなこといわれてももう無理だよ」


( ・`д・´)「ビックブラザーさんも陽気なだけじゃないんですね。」

(`・ω・エ)「そうだな。少しの時間しか共有してないんだ。いわばその人の時間を切り取ったようなものだからな。」

( ・`д・´)「妙な言い方しますね。」

(`・ω・エ)「なに、受け売りだよ。」

しかしどうしようか。優勝戦のチケットを手に入れなければいけないのだが。
なぜって、そんな記憶が私にあるんだよ。私が彼を誘わないといけないんだ。




30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:28:29.38 ID:EeJLVPcu0

三日後。

( エ_ゝ`)「HAHAHA契約も無事に終了しました。
      シャキンさんはいつお帰りでデースか?」

(`・ω・エ)「そうですね、明後日にでもと考えてます。」

( エ_ゝ`)「Ohそうですか。ではこれをどうぞ。」

(`・ω・エ)「これは明日の。」

( エ_ゝ`)「イエス、私急な用事入っていけまセーン。よかったらシャキンさんドーぞー。」

(`・ω・エ)「そうですか。ではありがたく頂戴します。」

( エ_ゝ`)「それでは私はこれで。」

さて、チケットを貰った。だが少し納得がいかない。
八方手を尽くして時にはギャングどもの塒であるスラムにも立ち寄って
ダフ屋から偽チケットをも買ったりしたというのに。まったく。まあいい。


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:30:27.67 ID:EeJLVPcu0

(`・ω・エ)「ああモシモシ。」

( ・`д・´)「ハイハイ。」

(`・ω・エ)「明日なんだけどよかったら優勝戦見に行かないかい。」

( ・`д・´)「えっチケットあるんですか?」

(`・ω・エ)「ああビックブラザーさんから貰ったんだ。」

( ・`д・´)「そうですか、誘ってばかりですいませんね。」

(`・ω・エ)「いやいや、誘う人もいないし君がいてくれて丁度よかったよ。」

( ・`д・´)「そう言ってもらえると安心します。では明日。」

さてさて、明日行ってどうすればいいのかな。困ったもんだ。
そのときにならないとどうにも思い起こせないなんて。




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:32:34.75 ID:EeJLVPcu0

( ∀`)「もうだめだよ野球やめるよ」

( エー`)「逃げるんですか?」

( ∀`)「完封なんて出来ないよ。今度の相手はフサギコだもん」

フサギコが突然現れた。

ミ,,゚Д゚彡「そうだな。お前の甘っちょろい球なんてポポイのポーイだ」

( ∀`)「なんだと」

ミ,,゚Д゚彡「ふんお前なんて大リーグにいちゃいけないんだよ
       くやしかったら俺を完封してみろ」

( ∀`)「絶対完封してやる」


( ∀`)「でもハートオブボンバーができない」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:34:52.49 ID:EeJLVPcu0

メジャーリーグ球場。
飛び交う嬌声。あふれるラッパ。

ぱぱぱぱーーぱぱぱぱーぱぱぱぱっぱぱぱ
ぱっぱぱぱぱー


「さあ始まりましたメジャーリーグ戦です」

「どうなるのか。モナー選手は約束を果たせるのか?」


一回表

( ∀`)「ボンバーボンバーボンバー」

( ∀`)「ハァハァハァ」

( エー`)「大丈夫ですか?」

( ∀`)「フサギコはいつ出てくるの」

( エー`)「情報によると彼は最終回で出てくる予定です」

( ∀`)「それまではボンバーでいける」

スパァンスパァンスパァンスパァン


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:36:32.31 ID:EeJLVPcu0

一回裏

( ∀`)「あの子のためにもここは」

しゅるるるるるるるるシュンガインガインガイン

消えた!!

( ∀`)「スピン虚無球」

プギャーとの友情がここで役に立った!!

審判「すごい気合だ1アウト……否!!3アウト差し上げる!!」

審判の虚無をついた!!


ミ,,゚Д゚彡「おいおい大丈夫か?」

<ヽ`∀ヘ>「まだ出番には及びませんニダ」

ミ,,゚Д゚彡「危なくなったらいつでも呼んでくれ」

フサギコは水ダンベルで体を鍛えていた。
恐ろしいまでの野球に対する情熱を物語っている。


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:37:06.83 ID:EeJLVPcu0
8回裏0-0
2アウト満塁

( ∀`)「スピン虚無球」

しゅるるるるるるシュン

審判「ゴクリッアウト」

( ><)「あんなのうてない」


ミ,,゚Д゚彡「おい、あれには弱点がある」

<ヽ`∀ヘ>「何ですかニダ」

ミ,,゚Д゚彡「ひそひそひそひそ」

<ヽ`∀ヘ>「それは凄い弱点ニダ」

二ダーは何か持ってバッターボックスに走った。


<ヽ`∀ヘ>「ワカンナイ。あれには弱点がある、よく聞くニダ」

( ><)「それはすごいんです」

<ヽ`∀ヘ>「タイミングを間違えるなニダよ」



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:38:42.34 ID:EeJLVPcu0

( ∀`)「まだ大丈夫まだ投げれる」

( ∀`)「スピン虚無球……うわ」

ウィーーーンガシャン

ピーーーーーーーーーーーー

観客席からレーザーポイントがモナーの目に入った。

(;∀`)「目が見えない」


ミ,,゚Д゚彡「くっくっく。目が見えなきゃスピン虚無球は投げれまい」

<ヽ`∀ヘ>「さすがフサギコさんニダ」



(;∀`)「くそ弱点がばれたか」

( ∀`)「しょうがない心眼ボール」

グィーーーーーーーーーーーーーーーーーン

審判「ボールを真上に投げた?!」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:40:05.43 ID:EeJLVPcu0

( ∀`)「修行の成果だ」

ボールは大気圏を越えて月をぐるりと回る。
スイングバイゴーだ


シューーーーーーーーーーーーーーーーーーん

ボールが落ちてきた。

( ><)「うわぁああああ」

ブゥン

スカッ

ポスッ

「ス、ス、いやアウトー!!」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:40:54.38 ID:EeJLVPcu0

(`・ω・エ)「ぬお!!」

(;・`д・´)「どうしたんですか?」

(`・ω・エ)「いいか、よく聞いてくれ。もうすぐフサギコが出てくる。
      そうしたらモナー投手が光って空を飛ぶんだ。」

(;・`д・´)「は、はぁ?なにいってるんですか?
     空を飛ぶ?光って?あの失礼ですが大丈夫ですか?」

なんという目をするのだろう。
いや当然か。しかしこの眼。都会のどまんなかで腰みのをつけた土人を見るような
明らかな異物を目の当たりにしてそれが信じられないといったようなそんな目。
いっぱしの常識人である私はそれに負けた。

(;`・ω・)「ん、いやそうだなすまんかった。忘れてくれ。」

(;・`д・´)「気持ちはわかります。こんなの見てたらおかしくなって当然です。」

(;`・ω・)(どうしようかな。)


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:42:47.63 ID:EeJLVPcu0
九回表

( ∀`)「ここで点を入れれば」

カキィン

球が大きくなって飛んでいった

綺麗だ

審判「ファール」

( ∀`)「くっ」

( ∀`)「まだまだ」


ミ,,゚Д゚彡「よし俺が投げるか」

<;ヽ`∀ヘ>「そんな殿堂入りのフサギコさんが」

ミ,,゚Д゚彡「ここで奴を抑えなきゃまずいだろ」


ピッチャー交代フサギコ



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:44:50.00 ID:EeJLVPcu0

(;∀`)「そ、そんな九回裏まで出てこないつもりじゃ」

ミ,,゚Д゚彡「悪いなおれにも生活があるんでな」


ミ,,゚Д゚彡「いくぜハートオブボンバー」

ジュゴォーーーーーーーーー

(;エー`)「あ、あつい」


(;∀`)「そんなハートオブボンバーは……」

ミ,,゚Д゚彡「シュッ」

ぼぉおおおおおお

(;∀`)「なんて速いんだ、でも打つしかない」

バットを強く握り締めた

(;エー`)「モナー、打っちゃ駄目だボールだあれは!!」



43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:46:17.19 ID:EeJLVPcu0

(;∀`)「なんだって」

モナーはもう振りはじめていて誰にも止めれらない

(;∀`)「くそ」

そのとき、バキィ

スカ

バットが握力で壊れた

審判「ボール」


(;∀`)「あ危なかった。」


そして九回裏1-0
1アウト満塁



44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:47:47.27 ID:EeJLVPcu0

ミ,,゚Д゚彡「なれないことはするんじゃないな」

< ヽ`∀ヘ>「一点ぐらいくれてやるニダ」


( ∀`)「はぁはぁ、あと一人で完封だ」

( ∀`)「僕を信じてくれたあのこのためにも」


(;><)「なんて友情だ」

スカッ

スカッ

審判「ツューストライク」

あとひとつだ

(;><)「うわぁあああああああ」

審判「アウト」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:49:29.93 ID:EeJLVPcu0

ミ,,゚Д゚彡「俺が出る」

バッター交代フサギコ

(;`・ω・)(大丈夫かな。)

( ∀`)「くらえ、スピン虚無球」

しゅるるるるるるガインガインガイン

ミ,,゚Д゚彡「あまい!!デスペラードスイング!!」
バットが大きくなった

あれではどこにあったてもホームランだ。

( ∀`)「ふ、そいつは心眼ボールだ」

ミ,,゚Д゚彡「なにぃ」
審判「ストライクー」


( ∀`)「駄目だもう二度は通用しない」

( ∀`)「やきゅうやめるよもう」

モナーがベンチに帰っていく。
そこには西部劇のガンマンの哀愁があった!!


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:50:03.92 ID:EeJLVPcu0

ミ,,゚Д゚彡「どうした意気地なしが」


(;`・ω・)「でぇぇぇい、くそ!!いいかよく聞けもうすぐもナー選手が光って空を飛ぶ
      そうなったら大声でハートオブボンバーって叫ぶんだいいな!!」

(;・`д・´)「え、いやそんな。」

シャキンは走っていった。モナーの元へ。


( ∀`)「駄目だよハートオブボンバーが使えなきゃあいつは倒せない」

(`・ω・エ)「そこをなんとか頼む」

( ∀`)「……」

( ∀`)「君ならいけるんじゃないかな?」

(`・ω・エ)「え?」

( ∀`)「うんいける君なら投げれるよ。大事なのは友情と熱い気持ちなんだ!!」

(;`・ω・)「いやそんな私なんかが」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:51:05.95 ID:EeJLVPcu0

( エー`)「いやいけますよ。私の目に狂いはないさあ」


つ( ∀`)

(`・ω・エ)「これはモナー覆面」

( エー`)「あなたがこれで投げるんですよさあ!!」

私はそれを被ってみる。
不思議といけそうな気がしてきた。
もしかしたらあの時見たモナーは私だったのか?

(( ∀`)「これでいいのか」

( ∀`)「ばっちりだ」


わーわー

モナー選手が戻ってきました。


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:53:14.34 ID:EeJLVPcu0

(( ∀`)「……」

ああそうかこんなところに立ってたんだな。
周りからの視線を一斉に受けて。

誰かの心を動かすために。

彼は私だと気付きはしないだろう。
というか気付かない。もう全部を思い出した。

モナー投手は、いや私は空を飛ぶ。
そして、心を動かす。

自分自身の。

しかしそれも世間にもまれていつか消沈してしまう。
だがそれでいい。30年後の今。また思い出す。

見てろ。



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:55:06.05 ID:EeJLVPcu0

(( ∀`)「……うぉおおおおおおおおおお」
審判「ひ、光った!!」
ミ,,゚Д゚彡「どこにあんなパワーが?!」

(;・`д・´)「本当に光った!!」
( エー`)「彼ならやってくれますよ」
( ∀`)「うん」


(( ∀`)「ハートオブボンバー!!」

ピカーーーン


  \ ∧∧
   ((∀`∩
  ⊂/  ノ
 ̄ ̄ 「 _ |~ ウ  ̄ ̄
   ∪ ヽl  オ
   /  ∪ \
/    :  オ
  /  ∥.  オ \
  /   |:  オ \
 /    .
     |.  オ
     ||:.
     |: .
     ∥ .

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:55:30.34 ID:EeJLVPcu0
COCOLO

燃え上がる気持ち~~

熱いハート~~

30年のときを超えてー

いまいざあなたのもとへ~♪

            あ~あ~~~

                       作詞 半年病
                       作曲 半年病
             スペシャルサンクス ガンファイター(株)
  
○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三


ギューーーーーン


ミ,,゚Д゚彡「ふぬぁああああああああオーラバット!!」

審判「バットが大きくなった!!」


52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:56:14.52 ID:6pzyUL3vO
半年病wwwwwwww
真面目にやれwwwwwwww

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:56:59.30 ID:EeJLVPcu0

ミ,,゚Д゚彡「どりゃああああああああ」○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「うぉおおおおおおおおおおおおおお」

フサギコが打った。シャキンは空かなたへと飛んでいってしまった!!

( ∀`)「空が割れた!!なんてパワーだ」



ビューーーーん

(( ∀`)「うぁああああああああ」

病院にぶつかってしまう。

バリーーーン

(( ∀`)「いたたたた」

(エ<_` )「やっときましたか」

(( ∀`)「へ、あなたは?」

(エ<_` )「私はビックブラザーの息子です。
      私も過去に戻ってしまいましてね。ここに寝ている少年も私ですよ」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 16:59:10.72 ID:EeJLVPcu0

(( ∀`)「どういうことだ?」

(エ<_` )「そういうことですよ。あなたを誘導するのにダイブ手間取りましたけれども」

(( ∀`)「そうか、空港でぶつかったのも」

(エ<_` )「そうです。さあ時間がない。まだ試合は終わっていません
      あなたはフサギコから完封を取らなければ」

(( ∀`)「しかし、もう」

(エ<_` )「大丈夫です。ハートオブボンバーに必要なのは」


すごいパワー

すごいテクニック

それより大切なもの

(エ<_` )「ハートオブボンバー!!」


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:00:24.90 ID:EeJLVPcu0

○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「うぉおおおおおおおおおおおおおお」


(エ<_` )「頑張ってください」




鳥だ!!

飛行機だ!!

いやモナーだ!!


マンハッタンの夜景を見下ろして飛んでいく。
ニューヨークの証券取引所をも超えていく。


まさに鳥


ミ,,゚Д゚彡「ふん、これで逆転だ」

バッターボックスでくつろぐフサギコ。

しかし、突然会場が騒がしくなった


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:01:05.81 ID:EeJLVPcu0

わーわーわーわー

審判「あ、あれは!?」
   ~  ~  ~
○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ザギャーーーーーーーーーーーーーン!!!!」
  ~  ~  ~

ミ,,゚Д゚彡「なにぃ」

<;ヽ`∀ヘ>「もう一度打つニダ」

ミ,,゚Д゚彡「うぉおおおおおおおおおおおおおお」

すごいパワー

すごいテクニック

すごい筋肉トレーニング


ミ,,゚Д゚彡「マッスルスゥイング!!」



ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三

バチィイイイイイイイ


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:03:45.09 ID:EeJLVPcu0
心の中

(`・ω・エ)「く、このままでは、もっと力が要る」

心の外

((∀`(なんだ、声が聞こえる)


ハートオブボンバー!!      ハートオブボンバー!!
ハートオブボンバー!!      ハートオブボンバー!!
マッスルスゥイング!!      マッスルスゥイング!!
ハートオブボンバー!!      ハートオブボンバー!!

観客からパワーが!!

( ・`д・´)「光ってる?俺も?あ、兄者さん」

( エ_ゝ`)「間に合いましター!!そらあなたもハートオブボンバー!!ハートオブボンバ!!」

(;・`д・´)「ハートオブボンバ…ハートオブボンバ……」

(♯エ_ゝ`)「Nooooooooo!!それじゃカテマセーン
       心のそこから叫ぶデース!!」

(;・`д・´)(いや、恥ずかしいし勝敗関係ないだろ)


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:05:27.13 ID:EeJLVPcu0
↓ストライクゾーン

「うががががあがっががが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」
「うががががががががあがっががが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」
「うががあがっが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」

「うおおおおおおおおおおおおががががあがっががが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((´∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」


心の中

(`・ω・エ)「なんてパワーだ」

心の外

((´∀`)すごいパワー
     
     すごいテクニック

   それより大事なものもっともっとだ!!

   シャキン!!私にもっともっともっと……


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:07:18.82 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)(みんな必死で叫んでいる。こんなに熱くなれるなんて羨ましい)

(♯エ_ゝ`)「さあ叫ぶデース!!」

(;・`д・´)(でも恥ずかしい……)

( ・`д・´)(だが、いや恥ずかしいとか関係ない。俺が叫びたいんだ!!)




ハートオブボンバー!!!!!!!!!!!!


ピカーーーー


「うおおおががががあがっががが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((´∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」


「うがががががががあがっが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅ」
「うががっがが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」
「うががががががががあがっががが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」
「うががあがっが」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅううううううううう」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬう」


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:09:14.68 ID:EeJLVPcu0
ハートオブボンバー

ピカー

↓ストライクゾーン
ミ,,゚Д゚彡ノ○⊂((∀`♯⊂⌒`つ三三「ぬぬぬうわああああああああああああああああああああ!!」


ボシューン!!

審判「ス、ス、ス、ストライクーーーー!!」


やったモナーが完封した

よくやったモナー

頑張ったモナー



「ねぇ、モナー選手完封した?」

(エ<_` )「ああ完封したよ。君のためにな」

「ラジオつけて」

(エ<_` )「おう、まってろ」



70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:11:07.59 ID:EeJLVPcu0

ぴ、ざーざー

やったモナーが完封した

よくやったモナー

頑張ったモナー

「本当だ。」

「僕頑張って手術受けるよ」

(エ<_` )「おう、成功を祈ってるぞ」



71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:11:52.14 ID:EeJLVPcu0

( ・`д・´)「じゃあ、なんだかんだあって面白かったです。」

(`・ω・エ)「ああ私もだ。」

( ・`д・´)「なんかあの試合見て吹っ切れた気がします。
     帰ったらちょっとばかしがんばれそうな気がします。
     自分でもビックブラザーさんの息子さんの役に少しでも役に立てたと思うと
     なんか誇らしい気がします。自分は自分の場所でやっていきます。
     そうだなあ、自分に関わる人全員の役に立ちたいですね。」

ああ、そうだ。それでいい。
若者は夢を語らなくちゃなあ。なあ俺。

(`・ω・エ)「最後にビックブラザーさんに会いたかったけどまあしょうがないか。
      息子さんの手術が終わったばっかり出しな。」


「HAHAHAHAお昼のラジオデース。
この前紹介したお手紙の続きを少々。
モナーさんありがとうおかげで手術成功したよ。
本当にありがとう。そしてモナーさんを応援していた人たちにも本当にありがとう

ウーン涙ちょちょ切れマース。では次のお手紙は……」

(`・ω・エ)「じゃあ私は行くよ。それじゃ。」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:12:28.40 ID:EeJLVPcu0
スチュワーデス「シートベルトをお閉めください。」

(`・ω・エ)「はいはいっと」

「やあどうもどうも。隣失礼しますよ。」

(`・ω・エ)「ああどうぞ。」

「いやあ、ようやく帰れますよ。
      しかしいつだったかな。あなたに似た人と隣り合わせたような。」

(`・ω・エ)「さあ、申し訳ないが私には覚えがありませんな。」

「いやいやいいですよ。ただそのときに……うわ!!」

(;`・ω・)「ぬお揺れが!」

(;`・ω・)「頭を足に挟んで!!」

「え?」

(;`・ω・)「そうすれば少しは助かる可能性が」

「ああ思い出した、あのときの……」

(;`・ω・)「何か言いました?」

「いえいえ何も。」


75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:13:19.24 ID:EeJLVPcu0

J( 'ー`)し「お帰りあなた。」

(`・ω・エ)「ただいま。迎えに来てもらって悪いな。」

J( 'ー`)し「いいんですよ。」

元にもどった。
しかし、おかしな体験をしたもんだ。
誰が信じるだろうか。こんな話。

(`・ω・エ)「という映画だったのさ。」

J( 'ー`)し「まあ、おかしい。いつ上映されるかしらね楽しみだわ。」

すまんな。ずーっと見ることは出来ないさ。
だって本当の話なんだからな。

窓に流れる景色を見ていた。
ふと、この場所に見覚えがあった。
そう、あのプロポーズした日。

ハンドルを切ってその場所へと進路を変える。
少し笑って助手席を見た。
怪訝な顔つきをしていたがすぐにわかったようだ。


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:14:37.35 ID:EeJLVPcu0
J( 'ー`)し「なつかしいわね。」

(`・ω・エ)「ああ。こんなときだったな。」

J( 'ー`)し「なにか顔つきが変わってたのを覚えてるわ」
                                          「どうだったアメリカは?」

(`・ω・エ)「ああ、あのときも色々あったからな。」
                       「いろいろあったよ。でもそれより言いたいことがあるんだ。」

J( 'ー`)し「突然言ったのよね。あらなんか顔つき変わったかしら。また。」
                                                      「……」

(`・ω・エ)「そうかもな。またそういえば言いたいことがあるんだ。」

                                    「なに?」


「「俺は、私は、俺の仕事に関わる人全員を幸せにするんだ」」

   
                  「「だから、だから、俺についてきてくれ」」


fin

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/11/16(金) 17:20:27.36 ID:EeJLVPcu0
以上で終了。
この作品は半年病がマジ切れ合作の為に書いた作品です。
あの裁判の後、半年病はゲリラで一緒に投下しようと持ちかけてきました。
俺もそれに乗ったけど面倒になって放置していた所この作品がメールで送られてきました。
ワードだったので顔文字がカオスになってるかもしれないけどそのまま投下した。反省はしてない。


[ 2007/11/17 02:30 ] VIP | TB(0) | CM(0)



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